フィリップ・K・ディック賞
受賞作品リスト

受賞作品

• ティム・パワーズ『The Anubis Gates』
  『アヌビスの門 (上・下)』大伴墨人 訳／ハヤカワ文庫FT 1993年

特別賞

• R・A・マカヴォイ『Tea with the Black Dragon』
  『黒龍とお茶を』黒丸尚 訳／ハヤカワ文庫FT 1988年

最終候補作品

• ゾーイ・フェアベインズ『Benefits』
• M・ジョン・ハリスン『The Floating Gods (In Viriconium )』
• ジョン・ヴァーリイ『Millennium』
  『ミレニアム』風見潤 訳／角川書店 海外ベストセラー・シリーズ 1985年
  『ミレニアム』風見潤 訳／角川文庫 1988年
• バリントン・Ｊ・ベイリー『The Zen Gun』
  『禅銃(ゼン・ガン)』酒井昭伸 訳／ハヤカワ文庫SF 1984年

受賞作品

• ウイリアム・ギブスン『Neuromancer』
  『ニューロマンサー』黒丸尚 訳／ハヤカワ文庫SF 1986年

特別賞

• キム・スタンリー・ロビンスン『The Wild Shore』
  『荒れた岸辺 (上・下)』大西憲 訳／ハヤカワ文庫SF 1986年

最終候補作品

• ギアリー・グラヴェル『The Alchemists』
• デヴィッド・R・パーマー『Emergence』
• ルイス・シャイナー『Frontera』
• ルーシャス・シェパード『Green Eyes』
  『緑の瞳』友枝康子 訳／ハヤカワ文庫SF 1988年
• ハワード・ウォルドロップ『Them Bones』
• C・J・チェリイ『Voyager in Night』

受賞作品

• ティム・パワーズ『Dinner at Deviant’s Palace』
  『奇人宮の宴』浅井修 訳／ハヤカワ文庫SF 1988年

特別賞

• リチャード・グラント『Saraband of Lost Time』

最終候補作品

• マイクル・P・キュービー・マクダウェル『Emprise』
  『アースライズ (上・下)』古沢嘉通 訳／創元SF文庫 1991年
• ウォルター・ジョン・ウイリアムズ『Knight Moves』
  『ナイト・ムーヴス』大西憲 訳／ハヤカワ文庫SF 1989年
• バリイ・N・マルツバーグ『The Remaking of Sigmund Freud』
• スコット・ラッセル・サンダーズ『Terrarium』
• ラッセル・M・グリフィン『The Timeservers』

受賞作品

• ジェイムズ・P・ブレイロック『Homunculus』
  『ホムンクルス』友枝康子 訳／ハヤカワ文庫FT 1989年

特別賞

• ジャック・マクデヴィット『The Hercules Text』

最終候補作品

• カレン・ジョイ・ファウラー『Artificial Things』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の2編が翻訳されています。

  • 「ポプラ通り600番地 The Poplar Street Study」幹遙子 訳／SFマガジン 1987年3月号
  • 「練習劇 Praxis」幹遙子 訳／SFマガジン 1988年2月号
• ロバート・チャールズ・ウィルスン『A Hidden Place』

受賞作品

• パトリシア・ギアリー『Strange Toys』
  『ストレンジ・トイズ』谷垣暁美 訳／河出書房新社 ストレンジ・フィクション 2011年

特別賞

• マイク・マックウェイ『Memories』

最終候補作品

• K・W・ジーター『Dark Seeker』
  『ダーク・シーカー』佐田千織 訳／ハヤカワ文庫SF 1998年
• リチャード・バウカー『Dover Beach』
  『約束の土地』木村仁良 訳／創元推理文庫 1993年
• ルーシャス・シェパード『Life During Wartime』
  『戦時生活』小川隆 訳／新潮文庫 1989年
• パット・キャディガン『Mindplayers』

受賞作品

• ポール・J・マコーリイ『Four Hundred Billion Stars』
  『4000億の星の群れ』嶋田洋一 訳／ハヤカワ文庫SF 2005年
• ルーディ・ラッカー『Wetware』
  『ウェットウェア』黒丸尚 訳／ハヤカワ文庫SF 1989年

最終候補作品

• レベッカ・オア『Becoming Alien』
• マーク・レイドロー『Neon Lotus』
• ロジャー・マクブライド・アレン『Orphan of Creation: Contact with the Human Past』
• デイヴィッド・アレキサンダー・スミス『Rendezvous』

受賞作品

• リチャード・ポール・ルッソ『Subterranean Gallery』

特別賞

• デイヴ・ウルヴァートン『On My Way to Paradise』

最終候補作品

• レベッカ・オア『Being Alien』
• ジェームズ・ルシーノ『A Fearful Symmetry』
• スーザン・シュウォーツ『Heritage of Flight』
• バリー・B・ロングイヤー『Infinity Hold』

受賞作品

• パット・マーフィー『Points of Departure』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の4編が翻訳されています。

  • 「流れ星に願いを A Falling Star Is a Rock from Outer Space」猪俣美江子 訳／SFマガジン 1988年9月号
  • 「雪に棲むもの In the Abode of the Snow」嶋田洋一 訳／SFマガジン 1990年11月号
  • 「恋するレイチェル Rachel in Love」猪俣美江子 訳／SFマガジン 1989年1月号
  • 「骨 Bones」中原尚哉 訳／SFマガジン 1993年8月号

特別賞

• レイモンド・ハリス『The Schizogenic Man』

最終候補作品

• アレン・スティール『Clarke County, Space』
• グレゴリイ・フィーリイ『The Oxygen Barons』
  『酸素男爵』冬川亘 訳／ハヤカワ文庫SF 1993年
• エリザベス・ハンド『Winterlong』
  『冬長のまつり』浅羽莢子 訳／ハヤカワ文庫SF 1994年

受賞作品

• イアン・マクドナルド『King of Morning, Queen of Day』
  『黎明の王 白昼の女王』古沢嘉通 訳／ハヤカワ文庫FT 1995年

特別賞

• エマ・ブル『Bone Dance』

最終候補作品

• ロバート・チャールズ・ウィルスン『Bridge of Years』
  『時に架ける橋』伊達奎 訳／創元SF文庫 2000年
• ケーテ・コジャ『The Cipher』
• ダグラス・ベル『Mojo and the Pickle Jar』

受賞作品

• リチャード・グラント『Through the Heart』

特別賞

• エリザベス・ヴォナーバーグ『In the Mothers’ Land』 (フランス語からの翻訳、原題「Chroniques du pays des mères」)

最終候補作品

• エリザベス・ハンド『Æstival Tide』
• R・A・ラファティ『Iron Tears』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の9編が翻訳されています。

  • 「昔には帰れない You Can’t Go Back」伊藤典夫 訳／SFマガジン 1986年6月号
    「昔には帰れない You Can’t Go Back」伊藤典夫 訳／SFマガジン 2010年1月号
    「昔には帰れない You Can’t Go Back」伊藤典夫 訳／ハヤカワ文庫SF 『昔には帰れない』 2012年
  • 「浜辺にて By the Seashore」浅倉久志 訳／早川書房 新版・異色作家短編集『狼の一族』 2007年
  • 「意志と壁紙としての世界 The World as Will and Wallpaper」浅倉久志 訳／ハヤカワ文庫SF 『どろぼう熊の惑星』 1993年
  • 「一八七三年のテレビドラマ Selenium Ghosts of the Eighteen Seventies」浅倉久志 訳／SFマガジン 2006年4月号
    「一八七三年のテレビドラマ Selenium Ghosts of the Eighteen Seventies」浅倉久志 訳／ハヤカワ文庫SF 『昔には帰れない』 2012年
  • 「どろぼう熊の惑星 Thieving Bear Planet」浅倉久志 訳／ハヤカワ文庫SF 『どろぼう熊の惑星』 1993年
  • 「カブリート Cabrito」松崎健司 訳／SFマガジン2014年12月号
  • 「苺ヶ丘 Berryhill」伊藤典夫 訳／SFマガジン2015年10月号
  • 「ファニーフィンガーズ Funnyfingers」浅倉久志 訳／SFマガジン 2002年8月号
  • 「イフリート Ifrit」浅倉久志 訳／ハヤカワ文庫SF 『どろぼう熊の惑星』 1993年
• コリン・グリーンランド『Take Back Plenty』

受賞作品

• ジャック・ウォマック『Elvissey』
• ジョン・M・フォード『Growing Up Weightless』

最終候補作品

• ディヴィッド・R・バンチ『Bunch!』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の1編が翻訳されています。

  • 「実地教育 Training Talk」大谷圭二 訳／創元推理文庫『年刊SF傑作選5』 1973年
• ウィルヘルミナ・ベアード『CrashCourse』
• エリザベス・ハンド『Icarus Descending』

受賞作品

• ロバート・チャールズ・ウィルスン『Mysterium』

特別賞

• ジャック・ケイディ『Inagehi』

最終候補作品

• アレクサンダー・ベッシャー『RIM』
• イアン・マクドナルド『Scissors Cut Paper Wrap Stone』
• リサ・メイスン『Summer of Love』
• ランス・オルセン『Tonguing the Zeitgeist』

受賞作品

• ブルース・ベスク『Headcrash』

特別賞

• リチャード・ポール・ルッソ『Carlucci’s Edge』

最終候補作品

• エイミー・トムスン『The Color of Distance』
  『緑の少女 (上・下)』田中一江 訳／ハヤカワ文庫SF 1996年
• グレッグ・イーガン『Permutation City』
  『順列都市 (上・下)』山岸真 訳／ハヤカワ文庫SF 1999年
• シェール・アーロン『Virtual Death』
• エリザベス・ヴォナーバーグ『Reluctant Voyagers』 (フランス語からの翻訳、原題「Les voyageurs malgré eux」)

受賞作品

• スティーヴン・バクスター『The Time Ships』
  『タイム・シップ (上・下)』中原尚哉 訳／ハヤカワ文庫SF 1998年
  『タイム・シップ』中原尚哉 訳／ハヤカワ文庫SF 2015年

特別賞

• マイクル・ビショップ『At the City Limits of Fate』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の2編が翻訳されています。

  • 「つややかな猫たちのジグソー・パズルに見立てた人生 Life Regarded as a Jigsaw Puzzle of Highly Lustrous Cats」浅倉久志 訳／扶桑社ミステリー『不思議な猫たち』 1999年
  • 「クリスマスの幽霊 Icicle Music」浅井修 訳／SFマガジン 1991年4月号

最終候補作品

• サラ・ゼッテル『Reclamation』
  『大いなる復活のとき (上・下)』冬川亘 訳／ハヤカワ文庫SF 1999年
• ジョージ・フォイ『The Shift』
• ウィリアム・バートン『The Transmigration of Souls』

受賞作品

• ステッパン・チャップマン『The Troika』

特別賞

• ウィリアム・バートン『Acts of Conscience』

最終候補作品

• リチャード・ポール・ルッソ『Carlucci’s Heart』
• スーザン・R・マシューズ『An Exchange of Hostages』
• キャサリン・ウェルス『Mother Grimm』
• デニス・ヴィトラ『Opalite Moon』

受賞作品

• ジェフ・ライマン『253: The Print Remix』

特別賞

• ポール・ディ・フィリポ『Lost Pages』 (短編集)

最終候補作品

• ナロ・ホプキンスン『Brown Girl in the Ring』
• ポール・J・マコーリイ『The Invisible Country』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の2編が翻訳されています。

  • 「遺伝子戦争 Gene Wars」公手成幸 訳／SFマガジン 1993年10月号
    「遺伝子戦争 Gene Wars」公手成幸 訳／扶桑社ミステリー『ハッカー／13の事件』 2000年
    「遺伝子戦争 Gene Wars」公手成幸 訳／ 河出文庫『20世紀SF (6) 1990年代 ／遺伝子戦争』 2001年
  • 「誘惑の手 The Temptation of Dr. Stein」小田川裕子 訳／ジャストシステム『フランケンシュタイン伝説』 1996年
• スティーヴ・アイレット『Slaughtermatic』

受賞作品

• スティーヴン・バクスター『Vacuum Diagrams』 (短編集)
  『プランク・ゼロ／ジーリー・クロニクル1』古沢嘉通 他訳／ハヤカワ文庫SF 2002年
  『真空ダイアグラム／ジーリー・クロニクル2』小野田和子 他訳／ハヤカワ文庫SF 2003年

特別賞

• ジャミル・ナジール『Tower of Dreams』

最終候補作品

• クリスティン・スミス『Code of Conduct』
• コンスタンス・アッシュ 編『Not of Woman Born』 (アンソロジー)
• トニ・アンゼッティ『Typhon’s Children』
• ウィリアム・バートン『When We Were Real』

受賞作品

• マイケル・マーシャル・スミス『Only Forward』
  『オンリー・フォワード』嶋田洋一 訳／ソニーマガジンズ 2001年

特別賞

• スコット・ウエスターフェルド『Evolution’s Darling』

最終候補作品

• ジャニーン・エレン・ヤング『The Bridge』
• マギー・トーマス『Broken Time』
• ステファン・L・バーンズ『Call from a Distant Shore』
• ナロ・ホプキンスン『Midnight Robber』

受賞作品

• リチャード・ポール・ルッソ『Ship of Fools』

特別賞

• ケン・ウォートン『Divine Intervention』

最終候補作品

• マーク・W・ティーデマン『Compass Reach』
• リズ・ウィリアムズ『The Ghost Sister』
• ジュリー・E・チュネーダ『In the Company of Others』
• レイ・ヴクサヴィッチ『Meet Me in the Moon Room』 (短編集)
  『月の部屋で会いましょう』岸本佐知子・市田泉 訳／東京創元社 創元海外SF叢書 2014年
  『月の部屋で会いましょう』岸本佐知子・市田泉 訳／創元SF文庫 2017年

受賞作品

• キャロル・エムシュウィラー『The Mount』

特別賞

• チャイナ・ミエヴィル『The Scar』

最終候補作品

• リズ・ウィリアムズ『Empire of Bones』
• ジェフ・ヴァンダミア＆フォレスト・アギーレ編『Leviathan Three』 (アンソロジー)
  ※未訳、収録作のうち以下の1編が翻訳されています。

  • テオフル・ゴーチェ「詛いの星をいただく騎士 Le Chevalier Double」田辺貞之助 訳／創藝社 近代文庫91『廃墟の恋』 1953年
    テオフル・ゴーチェ「二重の騎士 Le Chevalier Double」店村新次 訳／創土社 ブックス・メタモルファス『ゴーチエ幻想作品集』 1977年
    テオフル・ゴーチェ「詛いの星をいただく騎士 Le Chevalier Double」田辺貞之助 訳／国書刊行会『書物の王国11 分身』 1999年
• ケイ・ケニオン『Maximum Ice』
• キャロル・エムシュウィラー『Report to the Men’s Club and Other Stories』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の10編が翻訳されています。

  • 「ビーナスの目覚め Venus Rising」嶋田洋一 訳／SFマガジン 2003年9月号
  • 「ロージー Creature」幹遙子 訳／SFマガジン 2004年3月号
  • 「おばあちゃん Grandma」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
  • 「育ての母 Foster Mother 」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
  • 「ウォーターマスター Water Master」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
  • 「男性倶楽部への報告 Repot to the Men’s Club」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
  • 「ジョーンズ夫人 Mrs. Jones」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
  • 「いまいましい Abominable」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
  • 「偏見と自負 Prejudice and Pride」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
  • 「結局は After All」畔柳和代 訳／国書刊行会『すべての終わりの始まり』 2007年
• カリン・ロワチー『Warchild』

受賞作品

• リチャード・モーガン『Altered Carbon』
  『オルタード・カーボン (上・下)』田口俊樹 訳／アスペクト 2005年
  『オルタード・カーボン (上・下)』田口俊樹 訳／アスペクト文庫 2010年
  『オルタード・カーボン (上・下)』田口俊樹 訳／パンローリング 2019年

特別賞

• ジェーン・ジェンセン『Dante’s Equation』

最終候補作品

• マーク・バズ『Clade』
• M・M・バックナー『Hyperthought』
• クリス・モリアーティ『Spin State』
• アン・トンソー・ゼディーズ『Steel Helix』

受賞作品

• ギネス・ジョーンズ『Life』

特別賞

• リダ・モアハウス『Apocalypse Array』

最終候補作品

• ジェフ・ライマン『Air』
  『エア』古沢嘉通・三角和代 訳／早川書房 プラチナ・ファンタジイ 2008年
• リズ・ウィリアムズ『Banner of Souls』
• カレン・トラヴィス『City of Pearl』
• ミニスター・ファウスト『The Coyote Kings of the Space-Age Bachelor Pad』
• アイリーン・ガン『Stable Strategies and Others』 (短編集)
  『遺す言葉、その他の短篇』幹遥子 訳／早川書房 海外SFノヴェルズ 2006年

受賞作品

• M・M・バックナー『War Surf』
  『ウォー・サーフ (上・下)』冬川亘 訳／ハヤカワ文庫SF 2007年

特別賞

• ジャスティナ・ロブソン『Natural History』

最終候補作品

• カリン・ロワチー『Cagebird』
• ニール・アッシャー『Cowl』
  『超人類カウル』金子司 訳／ハヤカワ文庫SF 2007年
• ジャスティナ・ロブソン『Silver Screen』
• ウィル・マッカーシイ『To Crush the Moon』

受賞作品

• クリス・モリアーティ『Spin Control』

特別賞

• エリザベス・ベア『Carnival』

最終候補作品

• ニーナ・キリキ・ホフマン『Catalyst』
• マーク・バズ『Idolon』
• ジャスティナ・ロブソン『Living Next Door to the God of Love』
• アンドレア・ヘアーストン『Mindscape』
• トニー・バレンティン『Recursion』

受賞作品

• M・ジョン・ハリスン『Nova Swing』

特別賞

• ミニスター・ファウスト『From the Notebooks of Dr. Brain』

最終候補作品

• カレン・トラヴィス『Ally』
• アダム・ロバーツ『Gradisil』
• ジョン・アームストロング『Grey』
• ショーン・ウィリアムズ『Saturn Returns』
• エリザベス・ベア『Undertow』

受賞作品

• アダム＝トロイ・カストロ『Emissaries from the Dead』
  『シリンダー世界111』小野田和子 訳／ハヤカワ文庫SF 2011年
• デヴィッド・ウォルトン『Terminal Mind』

最終候補作品

• ルー・アンダース編『Fast Forward 2』 (アンソロジー)
  ※未訳、収録作のうち以下の2編が翻訳されています。

  • イアン・マクドナルド「花嫁募集中 An Eligible Boy」下楠昌哉 訳／新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『サイバラバード・デイズ』 2012年
  • パオロ・バチガルピ「ギャンブラー The Gambbler」古沢嘉通 訳／SFマガジン 2011年6月号
• カレン・トラヴィス『Judge』
• ジェフ・カールソン『Plague War』
• K・A・ベッドフォード『Time Machines Repaired While-U-Wait』

受賞作品

• C・L・アンダースン『Bitter Angels』
  『エラスムスの迷宮』小野田和子 訳／ハヤカワ文庫SF 2012年

特別賞

• イアン・マクドナルド『Cyberabad Days』 (短編集)
  『サイバラバード・デイズ』下楠昌哉・中村仁美 訳／新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 2012年

最終候補作品

• レベッカ・オア『Centuries Ago and Very Fast』
• ダリル・グレゴリイ『The Devil’s Alphabet』
• カルロス・J・コルテス『The Prisoner』
• S・アンドリュー・スワン『Prophets』
• エリック・ガルシア『The Repossession Mambo』
  『レポメン』土屋晃 訳／新潮文庫 2009年

受賞作品

• マーク・ホダー『The Strange Affair of Spring Heeled Jack』
  『バネ足ジャックと時空の罠 (上・下)』金子司 訳／東京創元社 創元海外SF叢書 2015年

特別賞

• 伊藤計劃『Harmony』 (日本語からの翻訳)
  『ハーモニー』ハヤカワSFシリーズ Jコレクション 2008年
  『ハーモニー』ハヤカワ文庫JA 2010年
  『ハーモニー〔新版〕』ハヤカワ文庫JA 2014年

最終候補作品

• エリザベス・ベア『Chill』
• アルデン・ベル『The Reapers Are the Angels』
• サラ・クリーシー『Song of Scarabaeus』
• ジェームズ・ナップ『State of Decay』
• ジョン・アームストロング『Yarn』

受賞作品

• サイモン・モーデン『Equations of Life』『Theories of Flight』『Degrees of Freedom』 (The Petrovich Trilogy)

特別賞

• ロバート・ジャクソン・ベネット『The Company Man』
  『カンパニー・マン (上・下)』青木千鶴 訳／ハヤカワ文庫NV 2014年

最終候補作品

• モーリーン・F・マクヒュー『After the Apocalypse: Stories』 (短編集)
• ミラ・グラント『Deadline』
• マシュー・ヒューズ『The Other』
• ドリュー・マガリー『The Postmortal』
• ジーン・ジョンソン『A Soldier’s Duty』

受賞作品

• ブライアン・フランシス・スラッテリー『Lost Everything』

特別賞

• アンドリ・S・マグナソン『LoveStar』 (アイスランド語からの翻訳)
  『ラブスター博士の最後の発見』佐田千織 訳／創元SF文庫 2014年

最終候補作品

• ライアン・ブーディノット『Blueprints of the Afterlife』
• ナンシー・クレス『Fountain of Age』 (短編集)
  ※未訳、収録作のうち以下の2編が翻訳されています。

  • 「アードマン連結体 The Erdmann Nexus」田中一江 訳／SFマガジン 2010年3月号
    「アードマン連結体 The Erdmann Nexus」田中一江 訳／ハヤカワ文庫SF『アードマン連結体』 2010年
  • 「齢の泉 Fountain of Age」小野田和子 訳／SFマガジン 2009年7月号
    「齢の泉 Fountain of Age」小野田和子 訳／／ハヤカワ文庫SF『アードマン連結体』 2010年
• キース・ブルック『Harmony』
• エリック・ブラウン『Helix Wars』
• モイラ・クロン『The Not Yet』

受賞作品

• ベン・H・ウィンタース『Countdown City』
  『カウントダウン・シティ』上野元美 訳／ハヤカワ・ポケット・ミステリ 2014年

特別賞

• 円城塔『Self-Reference Engine』 (日本語からの翻訳)
  『Self-Reference ENGINE』ハヤカワSFシリーズ Jコレクション 2007年
  『Self-Reference ENGINE』ハヤカワ文庫JA 2010年

最終候補作品

• アン・レッキー『Ancillary Justice』
  『叛逆航路』赤尾秀子 訳／創元SF文庫 2015年
• アン・チャーノック『A Calculated Life』
• ジャック・スキリングステッド『Life on the Preservation』
• カサンドラ・ローズ『The Mad Scientist’s Daughter』
• イアン・ホエイツ編『Solaris Rising 2』 (アンソロジー)

受賞作品

• メグ・エリソン『The Book of the Unnamed Midwife』

特別賞

• ジェニファー・マリー・ブリセット『Elysium』

最終候補作品

• シェリー・プリースト『Maplecroft』
• エンミ・イタランタ『Memory of Water』 (フィンランド語からの翻訳、原題「Teemestarin kirja」)
  『水の継承者 ノリア』末延弘子 訳／西村書店 2016年
• ジョナサン・ストラハン『Reach for Infinity』
• ロッド・ダンカン『The Bullet-Catcher’s Daughter』

受賞作品

• ラメズ・ナム『Apex』

特別賞

• マーガレット・リード『Archangel』

最終候補作品

• ダグラス・レイン『After the Saucers Landed』
• ブレンダ・クーパー『Edge of Dark』
• P・J・マニー『(R)evolution』
• アダム・ラクナス『Windswept』

受賞作品

• クラウディア・キャスパー『The Mercy Journals』

特別賞

• スーザン・ディレンディ『Unpronounceable』

最終候補作品

• クリスティ・エースヴィド『Consider』
• マット・ヒル『Graft』
• エレノア・アーナソン『Hwarhath Stories: Transgressive Tales by Aliens』 (短編集)
• ジョス『Super Extra Grande』 (スペイン語からの翻訳)

受賞作品

• キャリー・ヴォーン『Bannerless』

特別賞

• デジ・ブライス・オルコトゥン『After the Flare』

最終候補作品

• マーサ・ウェルズ『All Systems Red』
  「システムの危殆」中原尚哉 訳／『マーダーボット・ダイアリー (上)』創元SF文庫 2018年に収録
• メグ・エリソン『The Book of Etta』
• アレステア・レナルズ『Revenger』
• ムア・ラファティ『Six Wakes』
  『六つの航跡 (上・下)』 茂木健 訳／創元SF文庫 2018年
• ティム・プラット『The Wrong Stars』

受賞作品

• オードリー・シュルマン『Theory of Bastards』

特別賞

• クレア・ノース『84K』

最終候補作品

• アビー・メイ・オーティス『Alien Virus Love Disaster』 (短編集)
• ヴァンダナ・シン『Ambiguity Machines and Other Stories』 (短編集)
• ジェフ・ヌーン『The Body Library』
• イアン・マクドナルド『Time Was』
  『時ありて』下楠昌哉 訳／早川書房 2022年

受賞作品

• サラ・ピンスカー『Sooner or Later Everything Falls Into the Sea』 (短編集)
  『いずれすべては海の中に』市田泉 訳／竹書房文庫 2022年

特別賞

• サラ・トルミー『The Little Animals』

最終候補作品

• スーザン・パルウィック『All Worlds Are Real』 (短編集)
• エイダ・ホフマン『The Outside』
• テイド・トンプソン『The Rosewater Redemption』
• ミーガン・E・オキーフ『Velocity Weapon』

受賞作品

• アリソン・スタイン『Road Out of Winter』

特別賞

• M・R・ケアリー『The Book of Koli』

最終候補作品

• アレステア・レナルズ『Bone Silence』
• エルウィン・コットマン『Dance on Saturday』 (短編集)
• クリストファー・ブラウン『Failed State』
• エイドリアン・チャイコフスキー『The Doors of Eden』

受賞作品

• カリ・ウォーレス『Dead Space』

特別賞

• ラヴィ・ティドハー『The Escapement』

最終候補作品

• ジャコモ・サルトーリ『Bug』 (イタリア語からの翻訳、原題「Baco」)
• ニノ・シプリ『Defekt』
• テイド・トンプソン『Far from the Light of Heaven』
• ジェイソン・サンフォード『Plague Birds』

受賞作品

• キンバリー・アンガー『The Extractionist』

特別賞

• テイド・トンプソン『The Legacy of Molly Southbourne』

最終候補作品

• レベッカ・キャンベル『Arboreality』
• レイチェル・スウィースキー『January Fifteenth』
• C・J・ケアリー『Widowland』
• リッチ・ラーソン『Ymir』

受賞作品

• ベサニー・ジェイコブス『These Burning Stars』

特別賞

• レベッカ・バーグマン『The Museum of Human History』

最終候補作品

• ユージン・ベーコン『Danged Black Thing』 (短編集)
• M・R・ケアリー『Infinity Gate』
• ディルマン・ディラ『Where Rivers Go to Die』 (短編集)
• S・L・コーニー『Wild Spaces』